大会長ご挨拶

第24回 日本核医学会春季大会のご案内

第24回日本核医学会春季大会
大会長 絹谷 清剛

第24回日本核医学会春季大会を、令和6年4月25日(木)~5月31日(金)の会期で、WEBにて開催いたしますのでご案内申し上げます。

春季大会は、新たに核医学診療に参加していただく方々の初学者教育、核医学専門医を取っていただく方々への講習、ベテランの皆さんの知識リニューアル、PET診療科医師に際する研修、などを目的として、医師、歯科医師、診療放射線技師、薬剤師、看護師、医学生など、幅広い方を対象としたコースを提供しています。また、PET研修セミナーに加え、アミロイドPET読影講習、診療用放射線の安全利用に関わる講習、PET施設認証コースなど、各個人資格あるいは施設要件に関わる講習を行っています。

このご挨拶を書いている段階で、アミロイドPETの保険診療実施の目処が付きつつあります。また、前立腺癌に対するPSMA PET検査、177Lu-PSMA治療の承認も徐々に視野に入ってきました。これらの新規診療の増加に加え、撮像装置にも日々新しい構想で進化を続けています。核医学診療を適切に患者さんに提供するためには、本大会が提供しているコースに参加していただくすべての方の共同作業が必要です。全ての参加者が、自身のスキルアップができるよう、しっかりと学んでくださることを祈念いたします。

末尾となりましたが、本大会の趣旨を理解していただき、サポートしていただく企業の皆様に深謝申し上げます。

第24回 日本核医学会春季大会
大会長 絹谷清剛